Technology

プリズムオフセットレンズについて

Carl Zeiss Vision Sunlens Impactoは、ハイカーブレンズ(度無し)をサングラス等に使用した際に発生するプリズム現象を軽減させるためにCarl Zeiss社が開発した新しい技術「Prism Offset Lens」を採用した新設計のレンズです。
Carl Zeiss社が開発した新しい技術「Prism Offset Lens」のテクノロジーとは、これまでプリズム軽減レンズとして一般的であったディセンターレンズの設計と構造を光学的観点と製造技術の面から見直し、その機能を更に進化させたレンズです。
つまり、「Prism Offset Lens」はレンズ収差がより少なく、装用時にストレスもより少ない状態で快適に見る事を考えたレンズです。

プリズムオフセットレンズの説明1

Prism Offset Lens 

プリズムを相殺したレンズ

一般的にハイカーブフレームの場合、フレームのそり角と視線の関係で視線と光軸の不一致が発生し度数誤差やプリズム誤差など光学性能の不適合が発生します。
ディセンターの技術を使用すればレンズ中心部分を使う視線では像のズレを解消できますが、レンズ周辺部分を使う視線の場合は像のズレを解消する事はできません。

プリズムオフセットレンズの説明2

Carl Zeiss Vision Sunlens Impacto

累進レンズのテクノロジーを応用し、視界の広範囲で計算された独自のプリズム補正プログラムにより、快適な視野を確保します。

すなわち
レンズ面全領域で1度毎に計算された設計により、像のズレの原因となるプリズム作用を軽減します。

※ディセンターの基本的な考え方は、フロントの反り角が強いフレーム構造によりレンズが斜めになってしまうことで起こるプリズム作用を
、レンズの厚みを内側と外側で変えてしまうことで、レンズ側でも強制的なプリズムインを作って相殺させてしまおうという方法です。

プリズムオフセットレンズの説明3

一般的にデッセンターレンズの場合、只単に直進する光線に対しての補正を考えているだけで視野周辺部の補正は不完全なもので、結果視野が狭くなりブラインドスポットと言う視野が狭くなる現象も発生します。

Carl Zeiss Vision Sunlens Impactoは

Prism Offset Lensのテクノロジーにより
広い範囲の快適な視野を確保します。

いままでのレンズはカメラレンズを源とした原理で、いかに正確性を出すかを基本としていました。確かにその原理は、歪みやプリスムを抑制する優れた点はありますが、視野周辺部の歪みやプリズムに関しては問題が残りました。
Prism Offset Lensの研究解析によると、従来のレンズ技術では片眼の視野としては前方80°/両眼では160°しか視野がとれず、レンズ中心から40mmまでの範囲しか正確性がありませんでした。

Prism Offset Lensのテクノロジーは、視界の中心部分及び周辺部分のプリズム作用を軽減し広い視界を確保することが可能となりました。

つまり、レンズ中心部から50mmの範囲で正確性を確保できるようになり、結果的に視野を約20%拡大する事が可能となりました。(当社比)

プリズムオフセットレンズの説明4